2013年01年30日 最終更新

【レビュー】エスビット ポケットストーブ・スタンダード

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「エスビット ポケットストーブ・スタンダード」を紹介する。

ドイツ生まれのエスビット ポケットストーブは、軽量・コンパクトかつ丈夫な携帯簡易コンロだ。
パカっと開いて固形燃料を置き、火をつけて使用するだけの手軽さが売りで、予備のアウトドア用ストーブや災害への備えとして所有している人も多い。

湯沸しや料理はもちろん、アイデア次第で様々な用途に使える。

今回紹介するのは「エスビット ポケットストーブ・スタンダード」だが、他にドイツ軍やスイス軍に採用されているモデルの「エスビット ポケットストーブ・ミリタリー」というのも存在する。
スタンダードとミリタリーの違いは、付属する純正燃料タブレットの大きさの違いだけで、本体そのものは同じものだ。
スタンダードには4g(6分燃焼)×20個の燃料が、ミリタリーには14g(15分燃焼)×6個の燃料がそれぞれ付属する。
また、「エスビット ポケットストーブ・ラージ」もあるが、こちらはその名のとおり本体サイズが大きい。

参考までに、筆者がスタンダードを選んだ理由は以下のとおりだ。

全体図 全体図

まずは本体の全体像から。
箱から出して本体のみのサイズを測ると、折りたたんだ状態で縦7.7cm×横9.8cm×厚み2.4cm、広げた状態で縦7.7cm×横9.5cm×高さ5.5cmだった。

当たり前だが、純正の燃料は写真のように本体にぴったりとフィットする。

筆者はホームセンターなどでよく見かけるニチネン カエンなどの煤の出にくい固形燃料をエスビット ポケットストーブで使っているが、カエン 30gはポケットストーブの内側の高さが足りずに中に収納することができなかった。
高さが1.7cmまでの固形燃料やキャンドルなどであれば収めることができそうだ。

箱から出した様子 箱から出した様子

エスビット ポケットストーブ・スタンダードは写真のような箱に入って売られている。

丁度良いサイズの収納袋を100均で探したり自作したりしている人もいるようだが、結局この箱が使いやすくてケース代わりにしている人も多い。
筆者もその1人だ。

この箱なら誰が見てもひと目でそれとわかるので間違いがない。
新しく購入する方は、勢い余って捨ててしまわないよう注意しよう。

なお、箱のサイズは縦7.9cm×横10.2cm×厚み2.5cmだった。

本体上面 本体上面

本体の上面にはEsbitのロゴと使用方法がイラストで書かれている。
事前知識なしに手渡されても、誰でもその目的と正しい使い方がわかるだろう。
このシンプルさが世界中で永く愛される理由だ。

本体底部 本体底部

本体底部には純正燃料のサイズに併せてくぼみが付いている。
その周囲は軽量化の穴抜き加工を兼ねた燃焼用の吸気口が空いている。
もっとも、屋外での使用時などは風防としてアルミホイルで全体を覆ってしまったりするので意味がなくなる。

開き方を狭めた状態 開き方を狭めた状態

エスビット ポケットストーブを使っていてその設計に関心することの1つが、写真のように半開きの状態にできることだ。
ただ単に少し閉じたというだけではなく、この位置でカチッとロックされるので安定している。

開いた状態では9.5cm以上、半開きの状態で5.0cm以上の直径・幅のクッカーを乗せることができる。

なお、ロックされない位置で開き具合を固定することも可能だが、半開きのロック位置に引っ張られる幅が大きいので少し難しい。
できたとしても水や食料の入った重量のあるクッカーを乗せた途端に動いてしまうはずだ。

合理的な設計 合理的な設計

開いた状態では本体の側面部分が脚になり、本体底面を地面から持ち上げてくれるので、熱くなった底面が直接床材などに触れることはない。
半開きの状態でも同様だ。

とはいえ距離が近いことには変わらないのでアルミテーブルなどを併用しよう。

外箱 外箱

オレンジが基調の派手目なデザイン。
ザックの中でも目につきやすい。

外箱裏面シール 外箱裏面シール

外箱の裏面には日本語で案内が書かれたシールが貼られている。
「木炭等の着火用」「登山用ストーブのプレヒート・・・」というような文字も見える。

純正燃料 純正燃料

エスビット ポケットストーブ本体の箱と同様に、純正燃料の箱も派手だ。

表面には、ウッドストーブや焚き火に投入しているイラストも描かれている。
公式にも飲食以外の利用を想定しているようだ。

わかりやすいイラスト わかりやすいイラスト

燃料の箱側面には、「この燃料2個で0.25リットルの水を5分以内に沸かせます」という意味のわかりやすいイラストが描かれている。

総評

とにかく最低限な機能は備えながらも非常にコンパクトなのが素晴らしい。
食事をあまり重視しないような日帰り登山の場合は、このエスビット ポケットストーブとシェラカップ1つあれば十分ではないだろうか。
重量もスペースもセーブできる。

万が一、ビバークするようなことになっても、スタンダードタイプの燃料であればシェラカップ1杯の水を1日3回3日分沸かせるだけの燃料が入っているので安心だ。
燃料がなくなってしまっても木の枝などを拾ってくればウッドストーブとしても利用できる。

場所も取らず、価格も1,000円程度とお手頃なので、アウトドアに限らず災害への備えとして防災グッズの1つに加えておくと安心の一品だ。

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トランギア ラージメスティンとエスビット ポケットストーブで飯盒炊飯
http://matomeru.org/c_survival/largemestin_esbitpocketstove_ricecooking.html

DATA

商品名
ポケットストーブ・スタンダード
»メーカー製品情報ページ
型番
ES20920000
メーカー
Esbit (輸入・販売元 飯塚カンパニー)
実勢価格
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※最終更新日時点の価格。

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