2013年01年23日 最終更新

柴犬

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柴犬

JKC(ジャパンケネルクラブ)公認の日本固有の6犬種(秋田・甲斐・紀州・四国・柴・北海道)の中の1つ。

その中で、もっとも小さく、もっとも古く、もっとも人気なのが柴である。

「柴」という犬種名は、“小さい”を意味する古語「柴」に由来するという説もあるが、日本昔ばなしの「おじいさんは山へ柴刈りに・・・」の「柴(小ぶりな雑木)」の色に毛色がそっくりだからという説の方が現実的である。

まあ、どちらでも本人(犬)には関係ない。

また、“柴犬”の読み方も 「あれ?“しばけん”の方が普通じゃなかった?いつから“しばいぬ”になったんだよ・・・」 という会話が時々聞こえてくるが、JKC登録上は「柴」なのでこれもどっちでもよい。


柴の起源は古すぎてよくわかっていないが、遺伝的に古代犬種にも近く、その祖先は縄文時代から狩猟犬として人間と共に生活してきたとされる。

そうした長い歴史を持つ柴であるが、1900年代に入ってから輸入されるようになった洋犬との異種交配などにより純粋種が少なくなったことを受けて保存運動が起こり、1936年には国の天然記念物に指定された。

しかしながら、その後の第二次世界大戦による食糧不足や犬ジステンパーの流行などにより頭数はさらに激減、もともと柴はその長い歴史の中で信州柴・美濃柴・山陰柴などのように日本各地でその土地に適応した小グループが形成されてきたが、この絶滅の危機を乗り越えるために土地によって特性の異なる柴同士を掛け合わせるなどして懸命の保存活動が行われた。

日本固有の6犬種のうち柴だけが地方名を冠していないのはこのあたりの事情がある。


性格は、古代犬種に近いためか主人に対しては非常に忠実だが、見慣れないものには縄張り意識や警戒心が強いので番犬にぴったり。

また、大胆かつ勇敢で“頑固”な面もあり、その純朴な外観も相まって、“寡黙な日本男児”とも言えるようななんともいえない風情が魅力である。

とはいえ、番犬適性があるのでよく吠える犬種ではある。


日本土着の犬種なので日本の気候下では屋外でも飼いやすいが、それでも人間の生活環境の変化は柴の進化のスピードより早いので、自然豊かな田舎は別として、たとえ郊外の庭付き一戸建てであってもできれば過ごしやすい家の中で飼ってあげたい。

が、毎年春秋の抜け変わりの時期を中心に抜け毛は多い。

ヒドイ。

頻繁なブラッシングはもちろんだが、気になる場合は犬用のTシャツなどを着せて自分を騙くらかすしかない。

犬種データ

犬種名
FCIグループ
第5グループ(原始的な犬・スピッツ)
原産国
日本
サイズ
体高:36~40cm
体重:9~14kg
毛質
硬いトップコートと柔らかいアンダーコートの二重被毛
毛色
赤、黒褐色、胡麻、黒胡麻、赤胡麻
寿命
12~15歳
注意する病気
皮膚疾患、膝蓋骨脱臼
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